メラトニンは脳の松果体から分泌されます。主な役割は、体に「夜になった」ことを知らせ、概日リズム(体内時計)の調節を助けることです。

メラトニンの自然な分泌パターン: • 光が減少してから約2時間後に分泌が始まります(通常日没後) • 午前2~4時頃にピークに達します • 朝、光が増すにつれて急激に減少します

メラトニンを抑制するもの: • ブルーライト(スマートフォン、パソコン、LED照明)が最も強力な抑制要因で、入眠を1~3時間遅らせる可能性があります • 明るい室内照明、特に白色や寒色系の光 • カフェインやアルコールも間接的にメラトニンのリズムを乱します

メラトニンサプリメントは効果がありますか? 低用量メラトニン(0.5~1 mg)は時差ぼけや交代勤務の睡眠調整に役立ちますが、慢性不眠症への効果は限定的です。睡眠薬というより「タイミングの合図」と考えるべきです。

市販されている高用量メラトニン(5~10 mg)は生理的必要量を超えており、比例して睡眠が改善するわけではなく、むしろ翌日のだるさの原因になることがあります。